【業務内容:成形課】
プラスチック射出成形技能士
成形品量産
【成形工場 (japan)】
成形品や組立品に対する様々なニーズに対応
する為に射出成形機・組立ラインを完備してい
ます
成形品の大きさや樹脂の種類また外観使用部品
等を考慮して成形機 (取り出し機含む) の選定
をします
量産過程で万が一不具合の兆候が見られた場合
は変更可能な許容値内での成形条件の変更を施
します
経過が思わしくなければ金型修正依頼書を発行し
O/H・修正・部品手配・金型設計の
見直し・材質変更など迅速に対応します
これが当社の ONE STOP SOLUTIONS として
自社でパーツを制作するがゆえの強みです
また成形工程のFA化を推進し、生産性向上を
図ると共に、治具工具の開発やフレキシブル
な生産体制で幅広い対応力を発揮します
射出成形加工とは
成形課:(FANUCゾーン)
【成形工場 (japan)】
温度変化よるバラツキが出にくい電動成形機を
95%以上確保し、安定成形を目指しています
このラインでは比較的小さな成形品を成形し
ています
静電気が発生する製品については、除電装置
を設置し、金型上面より除電エアーを吹きか
け除電すると共に2度押し対策としています
さらに内袋は除電処理された袋を使用し静電気
を除去後、製品をコンテナへ格納しています
成形課:(FANUCゾーン)
【成形工場 (Japan)】
成形品を成形し、首振りロボットにて自由落下させる
と傷が付く恐れが往々としてあります
特に外観重視のアイテムは傷が付けば外観不良となり
良品が取れない状況となります
その場合トラバースにて製品を吸着または吸引により
製品を取り出し、コンベア上に排出します
コンベア上で十分な冷却時間をとり、冷えた状態の
製品をコンテナに格納していきます
成形課:(FANUCゾーン)
【成形工場 (japan)】
製品に傷が付きやすいアイテム、または傷が厳禁
なアイテムにつきましてはトラバースにて吸着・
吸引させ、コンベア上に傷がつかない様 製品を
取り出していきます
大きめの製品については、コンベア上にエアーと
電動ファンを設置し、強制冷却状態を作り傷が
つきにくい状態にしていきます
成形課:(FANUCゾーン)
【成形工場 (japan)】
【埃厳禁の製品について】
コンベア上で埃が製品に付着しないように除電
ファンを組み込み、カバーを制作し埃対策とし
ています
成形課:(SUMITOMOゾーン)
【成形工場 (japan)】
温度変化によるバラツキが出にくい電動成形機を使用
し、コネクターの中でも比較的大きめの製品をこの
ラインで成形しています
全成形機について当社では 3点SET交換管理表
を活用し、年1回の点検確認及び交換を行って
おります
シリンダー測定も自社で行っており、シリンダ
ー摩耗の状況によりシリンダー交換時期を検討
し購入予定を立てていきます
最近の樹脂については腐食性のガスが発生する
ものが有り、短いスパンでの交換も必要になっ
てきているのが実情です
色々な諸問題に真摯に向き合い、安定成形を
目指すところです
成形課:(NISSEIゾーン)
【成形工場 (japan)】
大きな金型を成形する場合には(110t~140t)
の機台を使用します
1ヶ月のうち7日くらいはインサート成形
も行います
基本インサート成形は縦型成形機のロータリー
テーブルを使いますが横型でも十分可能です
ボルトやナットを金型内にSETして成形して
いきます
実はこの作業は人がつきっきりで成形が必要
なので大変な作業のひとつです
成形課:材料保管マップの活用
【材料保管マップ表 】
何処に何の材料が保管されているのか、また端数材は
何処なのかがひと目で分かる様に材料保管マップ表
を材料倉庫の入り口に掲示・随時更新しています
成形課:材料倉庫
【材料倉庫 1】
量産実績が有る材料種類
ABS・LCP・PA46・PA4T・PA66・PA6T・PA9T
PBT・PC・PEEK・PET・POM・PPA・PPE・PPO
PPS・SPS・TEEE・他
#上記の他 試作等では多種多様な樹脂の使用実績
が有りますのでご要望が有ればご相談ください
【材料倉庫 2】
成形課:材料搬入時の補助器具の導入
材料運搬移動時の補助器具の導入
環境に優しい電動リフトを導入
【電動フォークリフト導入】
工場のスペースの関係で長年保留し
ていたフォークリフトですが環境に
優しい電動フォークリフトを導入し
ました
トラックからの荷下ろし等パレット
運搬が出来るようになり利便性が
上がり、運送業者の荷下ろし時間が
かなり短縮されました。
すでに資格がある人だけではなく、資格制度を
活用し課員が運転操作出来るよう推進中です
成形課:金型保管ゾーン 1
【金型保管ゾーン 1 (japan)】
このゾーンはメーカー別に金型が収納されており、
金型には金型名称・他、重要な内容を記入したタグ
が金型と棚にマグネットが貼られています
保管場所は計4箇所あり、何処にどのメーカの金型
が有るのかが解るよう 金型保管ロケーションマップ
で番地管理されています
成形課:金型保管ゾーン 2
【金型保管ゾーン 2 (japan)】
地震対策に配慮し、金型ラックにはそれぞれ
アンカーが打たれ倒壊を防止しており、金型
が飛び出して金型破損・人災が無い様 柵を
設けています
またこちら棚には近日成形予定のものや、
O/H・修理が終わった物が格納されています
また埃対策としてビニールのカーテンを付け
て対応しています
成形課:ASSY工程
【ASS’Y工程 (japan)】
成形品と成形品を組み合わせて1つの製品
にするASS’Y工程です
OEM製品として現在2台が稼働中です
ASS’Y機にて組み上げ、数量カウントし袋詰まで
を行っていきます
その後、袋数を確認しながら梱包作業を行います
ダイレクトゲートなど後処理が必要なアイテムや
アニール処理・なども組立工程で対応しています